Web上の終活 -SNSアカウントの取扱い方法-
FacebookやTwitterなどのSNSを利用する高齢者は大変増えています。
人生を閉じる準備の「終活」を検討する際は、web上のアカウントにどう始末をつけるかが重要となってきます。アカウントをそのまま放置しておくと、第三者に乗っ取られて、犯罪などの手段に使われる恐れもあります。
終活の一環として、あらかじめ自分のSNSのアカウントを削除しておくのは最も安全な手段です。但し、今後もアカウントを使い続け、自身の事後に削除したい場合には、その意向を家族らに伝えておくと共に、利用しているアカウントを知らせて、アカウント情報なども共有しておくのがベストです。
また、Web上の終活は、パソコンやスマートフォンのパスワード情報の共有なども関係してきます。そうしないと残された家族はパソコン等に大切な情報が残っているかもしれないと不安になり、考えられるパスワードを入力したり、専門業者に有料で解析してもらう等の手間をかけることにもなります。
その「家族に意思と情報を伝える手段」として、エンディングノートを活用していただければと考えます。一般社団法人終活協議会はそのことに早くから着目したエンディングノートを作成しており、トップページにSNS情報等を記入するページが掲載されています。
添付スライドでは、主なSNSのアカウント削除手続きについて簡単にまとめてみました。是非、ご参照ください。
Web上の終活 -SNSアカウントの取扱い方法-(2018.9.26)