一般社団法人の理解③-一般社団法人設立の要メリット・デメリット-
「一般社団法人の理解シリーズ」に第3回目となります。
第1回・第2回で説明したように、新規法人設立の形態として「一般社団法人」を選択される方々が増えています。あらためてその理由をまとめると、以下の2点が挙げられます。
①設立が認証主義で要求される書類が揃っていれば設立が許可される点で、認可主義ではないこと。
②社団法人というと公益法人改革前の一般的感覚では、「非営利性」の事業しか行えないイメージがありましたが、改正後の一般社団法人は、極端に言えば全て「収益事業」であっても構わないことも挙げられます。(但し、収益を構成員である社員に分配することは出来ませんが)
第3回目では「一般社団法人設立のメリット・デメリット」について説明していきます。どの様な法人形態であるにしても、各人にとって都合の良い点もあれば、逆に不都合となる部分もあります。一般社団法人も決して夢の法人形態というわけではなく、目指すべき事業内容・形態にマッチしてこそ、活用が出来るの過ぎません。
その意味でも、正しく「一般社団法人設立のメリット・デメリット」を理解することは非常に重要なことです。ここでは、添付スライドにて基本的な部分を説明いたしますので、今までと同様、是非、理解を深めていただければ幸いです。