NPO法人設立方法①-NPO法人の基礎知識①-
NPOという言葉は今日、すっかり市民社会に浸透してきました。
今後、法人化の大きな流れとしてNPO法人は「社会起業」の一類型としてより増加していくものと思います。特に、昨今の若い方々は、事業を通して社会に貢献していきたいと考えている方々が多く、その意味ではNPO法人はビジネスモデルとしてもより発展していくことが予想されるからです。
ところが、NPO法人とはどの様な法人なのか？設立するには？運営するにはどうしたら良いのかが分からない方も多いと思います。
株式会社や一般社団法人であれば、準則主義と言って「法律に則った手続きを進めていけば、設立することが出来る」法人形態です。手続きに滞れば、専門家の助けを得るなり役所に聞くなりして進めていけば良いのです。
他方、NPO法人は、手続きをする為の前提条件として、審査をクリアして認証を取る必要があります。この手続きを通過しないと、設立申請に進むことが出来ません。
申請書類に関しては、昨今は法務局も対応が親切になり、ポイントを押さえて進めていけば良いのですが、なかなか一回で済むことも少なくなく、申請書作成も非常に気を使い、認証書が届くまでは非常に不安になるものです。今回は暫くシリーズで、NPO法人の設立に関してフォーカスしていきたいと思います。添付スライドが参考になれば幸いです。
