認知症サポーター養成講座に参加しました
現在、「認知症サポーターキャラバン」が全国で展開されています。私も、葛飾区で開催された「認知症サポーター養成講座11月」に参加してまいりました。
尊厳をもって最後まで自分らしくありたいと誰もが願うことですが、この想いを阻み深刻な問題としているのが「認知症」です。今や老後のの最大の不安となり、超高齢社会を突き進む日本にとって最重要課題の一つとなっています。
認知症は誰でも起こりうる脳の病気によるものです。認知症の方が記憶障害や認知障害から不安に陥り、その結果周りの方々との関係構築が損なわれることがしばしばみられ、結果として共倒れになってしまうことも少なくありません。裏を返せば、周囲の理解と気遣いがあれば穏やかに暮らしていくことは可能とも言えます。
誰もが正しい知識を持ち、認知症の方々やその家族を支える方法を知っていることで、「尊厳ある暮らし」を社会で守ることが出来ます。「認知症サポートキャラバン」は認知症を理解し、認知症の人や家族を見守る「認知症サポーター」を一人でも増やし、安心して暮らせる社会を構築することを目指しています。
養成講座修了者には、「オレンジリング=認知症の方々を応援しますという意思表示の目印」が渡されます。私も左手に常時付ける様にしています。街の中で、「この方は認知症かな?」と思って声をかける時にも、オレンジリングを身に着けていることで、「あの人は認知症の方のお手伝いをしているんだな」と周囲に気付かせる効果があると言えます。
添付資料にて、公開されている養成講座資料(抜粋)を添付しました。一読されてから養成講座に参加されると、より理解度が高まり認知症サポーターとして意欲喚起が促されると考えます。是非、ご活用下さい。