死後事務委任契約の理解③-死後事務委任契約 質問事項・確認事項一覧-
誰もが迎えることになる「死」というものについて考察する為、数回に亘って死後事務委任契約についてシリーズで解説しております。今回で第三回目となります。
過去の二回では、「死後事務委任契約の理解①-委任契約の概要-」「死後事務委任契約の理解②-委任契約書の内容-」として、少しづつ各論に触れてみました。今回は、「死後事務委任契約の理解③-死後事務委任契約 質問事項・確認事項一覧-」としてまとめてみました。実際に死後事務委任契約を活用する際の流れを紹介いたします。
過去二回でもも申し上げましたが、ご親族等を亡くされた経験のある方は、その後の手続きに忙殺される大変さを実感されたことと考えます。当たり前のことなのですが、死亡後に必要な手続きは、基本的には「全て残された親族が行うことが前提」となっています。
現代は「おひとりさま」の時代とも言えます。生涯独身の方もいらっしゃいますし、家族・親族がいた場合でも、基本的に核家族を前提としている現代社会では、いざ「死」という局面を迎えるにあたっては、「身近に頼れる親族がいない」ということが多く見受けられるのです。
今回は、質問項目や確認事項を踏まえた上で、私共の様な専門家に相談すれば、よりスムーズな話し合いが出来るのではないかと思います。どうすればわからない点についても、相談しながら進めていくことが出来ますので、ぜひ活用してみてください。