適正な契約履行確保のために
だいぶん遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
新年最初のテーマは適正な契約履行確保のために理解しておくべきことを、添付スライドの通り纏めてみました。契約行為はビジネスシーンのみならず、日常プライベートなシーンにおいても様々な形で私たちの目の前に現れてきます。
私事ですが、新年早々、実母が転んで大腿骨を骨折してしまいました。手術をすことには変わりないのですが、高齢であるだけに通常とは異なる様々なリスクが発生します。骨粗しょう症であるために、手術そのものが出来ないリスク、出来るにしても金属を入れるために、感染症が併発するリスク、時のリスクでもある手術中に新型コロナウィルスに感染するリスク、手術が出来ても二度と歩けなくなるリスク等、挙げたらきりがありませんでした。
そして、単に手術の同意書だけでも、1枚で済むのかと考えていたら、それぞれのシーンにおいてリスクを説明受けた上で約20種類の同意書を書くことを余儀なくされました。一つ一つの同意書はある意味では契約行為であり、本来ならばじっくりと読み込んで、疑問に感じることがあるならば医師に確認しなければならないのが本筋であるかと考えます。
ここでは、主としてビジネスシーンを想定して適正な契約行為を行うための注意点を纏めてみました。チェックリストの様に活用していただければ幸甚です。